今年は国際生物多様性年でもあり、10月には名古屋でCOP10が開催され、これまでになく生物多様性に関心が向けられています。第6回シンポジウムでは植物の保全活動についての成果発表や意見交換を行い、野生植物だけでなく園芸的側面からのアプローチも含めて、今後の生物多様性保全のあり方を様々な立場から議論します。なお、関連企画として、新宿御苑にて活動報告展示会を開催します。
この企画は平成22年度独立行政法人環境再生保全機構地球環境基金と財団法人国際花と緑の博覧会記念協会からの助成を受けて開催されます。

| 第6回植物園シンポジウム 〈生息域外保全〉暮らしのなかで植物をまもる |
|
| 日付: | 平成22年12月23日(木・祝) |
| 時間: | 1時30分から4時30分(開場:午後1時) |
| 会場: | 東京大学小柴ホール(本郷キャンパス理学部1号館2階) |
| 主催: | 社団法人日本植物園協会 |
| 後援: | 公益財団法人東京都公園協会 |
| 対象: | 一般市民 |
| 参加費: | 無料(先着順170席) |
| <シンポジウム開催目的> | |
| 植物は、私たちの生活に欠かせない重要な要素です。緑の面積が急速に減少し、多くの植物種が絶滅している今、地球上の多様な植物を保全して、私たちの生活は私たちの手で守っていかなければなりません。 社団法人日本植物園協会では「ふるさとの植物を守ろう」を合い言葉にさまざまな保全活動を進めています。そのひとつが「植物園シンポジウム」です。第6回植物園シンポジウムでは、COP10で再認識された里山の維持による生態系の保全から一歩進んで、植物園などを利用した、植物本来の生活域の外で植物を守る「生息域外保全」について考えます。 日本人は自然にある生き物、特に植物の多様性について深い関心を持っており、くらしの中で多彩な植物を護り育ててきました。その素晴らしさを見直しながら、どのような注意をすれば身の回りで正しい生息域外保全が進められるのかを議論します。 |
|
| <プログラム構成> | |
| 基調講演 | |
| 大場秀章(東京大学名誉教授) | |
| 倉重祐二(新潟県立植物園) | |
| パネルディスカッション | |
| パネリスト: | 大場秀章、倉重祐二、市原みずよ、小幡晃、長澤亜紀子、村松誠 |
| コーディネーター: | 邑田仁 |
| 植物園は、絶滅のおそれのある植物を育て増やす取り組みをはじめ、生物多様性の保全に貢献する様々な活動を行っています。日本植物園協会では全国の植物園が参加する植物多様性保全拠点園ネットワークを中心として、市民との連携・協働のもとに活動を進めてきました。その結果、日本産絶滅危惧植物種の60%を保有するに至るなど、一定の成果をあげ、現在はより高い目標に向けて取り組みを進めています。 この展示では、生物多様性の保全に果たしている植物園の役割を再認識していただくとともに、皆様の力を得て今後の活動がさらに進展するよう、ふるさとの植物の現状や将来の世代に引き継ぐために活動する植物園の姿を紹介します。 | |
| 名称: | ふるさとの植物を守る〜植物園と市民が進める生物多様性の保全〜 |
| 期間: | 平成22年12月21日(火)〜26日(日)9:00〜16:30(最終日15:00閉場) |
| 会場: | 新宿御苑インフォメーションセンター1F「アートギャラリー」 |
| 内容: | パネル展示、絶滅危惧植物、種子等の展示、活動紹介映像 |
![]() チラシ表(PDF:1181KB) |
![]() チラシ裏(PDF:1064KB) |
平成18年度 第1回(東京)「ふるさとの植物をまもろう」
平成19年度 第2回(名古屋)「植物多様性保全と植物園」
平成19年度 第3回(京都)「地球温暖化と植物園」
平成20年度 第4回(北海道)「北の大地の植物をまもる」
平成21年度 第5回(仙台)「青葉山の森を22世紀に伝える」
植物園シンポジウムでは、植物園や里山を利用しての絶滅危惧植物保全の重要性、生物多様性の保全の必要性、地球温暖化と植物、身近な地域の植物についてなど、さまざまなテーマに取り上げ、多くの市民の参加を得て開催しています。今後も各地の「ふるさとの植物」を考えるシンポジウムを開催していきます。

