ナショナルコレクション JABG National Plant Collection Certification System |
認定番号011
アマミアセビとリュウキュウアセビの遺伝資源コレクション
Genetic resources collection of Pieris in the Nansei Islands
Kyoto Botanical Gardens
認定日:2022年3月14日、認定期間:2022年3月14日~2027年3月13日
奄美大島に自生するアマミアセビおよび沖縄本島に自生するリュウキュウアセビは、アセビと比べて大きな花を咲かせ観賞価値が高いため、園芸目的の採取により 1970 年代以降急速に個体数を減らし、リュウキュウアセビは環境省レッドリスト 2020では絶滅危惧 IA 類にランクされている。
京都府立植物園は、両種あわせて 152 個体(99 遺伝子型)を自生地および栽培地から収集し、遺伝資源コレクションを構築した。本コレクションは、自生地への植え戻しにあたって充分な遺伝的多様性を有すると考えられ、自生地での生物多様性を回復させる基本材料としても重要である。
コレクションホルダー | 京都府立植物園 |
所在地 | 〒606-0823 京都市左京区下鴨半木町 |
問合せ先 |
電話:075-701-0141 ファックス:075-701-0142 |
公開の状況 | ・コアコレクションは非公開とし、一般公開エリアで啓発展示している。開花時期や生息地との交流活動等に際しては、新聞やSNS等を通じて広報し、当植物園の生物多様性の保全活動をアピールしている。 |