認定番号007

変わり葉ゼラニウム品種群

Collection of fancy leaf Zonal Pelargonium as traditional Japanese plants

認定日:2020年12月15日、認定期間:2020年12月15日~2025年12月14日

コレクション概要

 変わり葉ゼラニウムは、ペラルゴニウム属のゾナレ・グループ(Pelargonium Zonal Group)の中で、葉の斑模様や形、質感などが特異的に変化した葉芸をもつ品種群である。明治末期から大正時代に欧米から輸入され、伝統園芸植物として扱われて流行し、大正 3~5 年(1914~1916 年)と昭和 2~4 年(1927~1929 年)には大ブームを巻き起こしたが、戦後衰退し、現在はほとんど栽培されていない。
 広島市植物公園で保有する 43 品種は、大正時代から生産、販売していた専門業者や趣味家から収集したもので、現存する品種のほとんどを網羅する日本最大のコレクションである。

コレクションの種数・品種数
栽培品種:43品種
コレクションの所在地・問い合わせ先など
コレクションホルダー 広島市植物公園
所在地 〒731-5156 広島市佐伯区倉重3-495
問合せ先 電話:082-922-3600
e-mail: hiroshima-bg@midoriikimono.jp
公開の状況 毎年3月中旬から4月中旬に、「ゼラニウム展」を開催している。
種・品種の概要
番号 写真 植物名の学名表記 植物名の日本語表記 特性情報
0001 Pelargonium ‘Freak of Nature’(Fubuki-no-matsu) ペラルゴニウム ‛フリーク・オブ・ネイチャー’(吹雪の松) 二色系。葉は波打つ。薄緑地に純白の中斑。葉柄と茎は白。花は紅一重。
0002 Pelargonium ‘Happy Thought’ (Tanima-no-yuki) ペラルゴニウム ‘ハッピー・ソート’(谷間の雪) 青緑地に白黄の中斑、黒茶の蛇の目が入る。
0003 Pelargonium ‘Madame Salleron’ (Matsue-nishiki) ペラルゴニウム ‘マダム・サルロン’(松江錦) 二色系、楓葉、青緑地に白の覆輪。
0004 Pelargonium ‘Mme. Languth’ (Fuji-no-yuki) ペラルゴニウム ‘マダム・ラングース’(富士ノ雪) 二色系、青緑地に白の大覆輪。
0005 Pelargonium ‘Mrs. Parker’ (Jindai) ペラルゴニウム ‘ミセス・パーカー’(神代) 二色系、淡緑地に白の大覆輪、淡紫の太い蛇の目が入る。
0006 Pelargonium ‘Skies of Italy’ (Taiyō-nishiki) ペラルゴニウム ‘スカイズ・オブ・イタリー’(太陽錦) 楓形の五色葉、緑地に黄白の大覆輪、濃紅の蛇の目。
0007 Pelargonium ‘Asama-nishiki’ ペラルゴニウム ‘浅間錦’ 大葉、五色葉、クリーム地に白の太覆輪、濃桃紅の太い蛇の目が入る。
0008 Pelargonium ‘Chikuma-no-kagayaki’ ペラルゴニウム ‘千曲ノ輝’ 肉厚丸形の大葉にクリーム色の覆輪、紅の蛇の目が入る。冬に赤く紅葉する(冬葉は写真a、夏葉はb)。
0009 Pelargonium ‘Chiyoda-nishiki’ ペラルゴニウム ‘千代田錦’ 平らな大葉、五色葉、青緑地に新葉は黄覆輪、後に白覆輪、濃紅の細い蛇の目。
0010 Pelargonium ‘Chiyo-no-homare’ ペラルゴニウム ‘千代ノ誉’ 肉厚の小葉、白の細覆輪、秋冬に桃紺の覆輪。
0011 Pelargonium ‘Chiyo-no-matsu’ ペラルゴニウム ‘千代ノ松’ 丸形の小葉、黄の大覆輪、時に白覆輪、金茶の蛇の目が入る。
0012 Pelargonium ‘Eikan’ ペラルゴニウム ‘栄冠’ 肉厚丸形の小葉、青緑地に白覆輪、桃紅の太い蛇の目が入る。
0013 Pelargonium ‘Fuji-nishiki’ ペラルゴニウム ‘不二錦’ 楓形の大葉、五色葉、鮮緑地にクリーム色の覆輪、濃紅の太い蛇の目が入る。
0014 Pelargonium ‘Hagoromo’ ペラルゴニウム ‘羽衣’ 小形の銀杏葉、黄緑無地。
0015 Pelargonium ‘Hagoromo-nishiki’ ペラルゴニウム ‘羽衣錦’ 肉厚の小葉、秋冬は切込みウチワ葉、夏は丸葉。夏は黒地に白の大覆輪、秋冬は白の細覆輪。
0016 Pelargonium ‘Heian-nishiki’ ペラルゴニウム ‘平安錦’ 丸葉、黒緑地に緑黄の覆輪、黒紅の太い蛇の目が入る。冬に赤く紅葉する(冬葉は写真a、夏葉はb)。
0017 Pelargonium ‘Iwato-no-mai’ ペラルゴニウム ‘岩戸ノ舞’ 肉厚の小葉、紺緑地にクリーム色の大覆輪、紫紅の太い蛇の目が入る。冬に赤く紅葉する(冬葉は写真a、夏葉はb)。
0018 Pelargonium ‘Kingetsu’ ペラルゴニウム ‘金月’ 二色系、大葉。黄金地に緑の中斑が入る。
0019 Pelargonium ‘Kinki’ ペラルゴニウム ‘錦旗’ 笠葉の五色葉、青緑地に黄白の覆輪、濃紅の太い蛇の目が入る。
0020 Pelargonium ‘Kinkō-nishiki’ ペラルゴニウム ‘金光錦’ 丸形の大葉、緑地にクリーム色の大覆輪、紅の太い蛇の目が入る。
0021 Pelargonium ‘Kin-sekai’ ペラルゴニウム ‘金世界’ 二色系、丸葉、青緑地に黄の糸覆輪。
0022 Pelargonium ‘Kirin’ ペラルゴニウム ‘麒麟’ 二色系、肉厚丸葉、青緑地に紺の糸蛇の目が入る。
0023 Pelargonium ‘Kokinran’ ペラルゴニウム ‘古今欄’ 浅緑地に黄の大覆輪、茶の太い蛇の目が入る。
0024 Pelargonium ‘Koku-unryū’ ペラルゴニウム ‘黒雲竜’ 楓形の小葉、暗黒地に濃紺の蛇の目が入る。夏葉は緑色(写真b)、冬葉は黒色になる(写真a)。
0025 Pelargonium ‘Kōuzan-nishiki’ ペラルゴニウム ‘光山錦’ 丸形の小葉、五色葉、白覆輪、紅の太い蛇の目が入る。冬に赤く紅葉する(冬葉は写真a、夏葉はb)。
0026 Pelargonium ‘Kumoi-zuru’ ペラルゴニウム ‘雲井鶴’ 楓形の小葉、黄白覆輪、紅の蛇の目が入る。冬に赤く紅葉する(冬葉は写真a、夏葉はb)。
0027 Pelargonium ‘Manazuru’ ペラルゴニウム ‘真鶴’ 笠形の大葉、五色葉、青緑地に白覆輪、濃桃の太い蛇の目が入る。有毛。
0028 Pelargonium ‘Meizan-nishiki’ ペラルゴニウム ‘明山錦’ 小葉、黄覆輪、紅の蛇の目が入る。
0029 Pelargonium ‘Ōniji’ ペラルゴニウム ‘大虹’ 丸形の大葉、五色葉、濃緑地にクリーム色の覆輪、紅紺の太い蛇の目が入る。
0030 Pelargonium ‘Sazanami’ ペラルゴニウム ‘漣’ 不定形葉、深い切込み、青緑葉に白の覆輪、冬には葉先に純黄の大小の玉斑飛び入る。(冬葉は写真a、夏葉はb)。
0031 Pelargonium ‘Seigaiha’ ペラルゴニウム ‘青海波’ 二色系、葉はやや綴化して波打つ。青緑地に白の覆輪。
0032 Pelargonium ‘Sensyō-nishiki’ ペラルゴニウム ‘戦勝錦’ 二色系、丸葉、青緑地に黄と白の散り斑、白の大覆輪。
0033 Pelargonium ‘Shichifukujin’ ペラルゴニウム ‘七福神’ 丸形の不同葉、浅黄地に紅褐色の太い蛇の目が入る。
0034 Pelargonium ‘Shinju’ ペラルゴニウム ‘真珠’  緑地に薄黄の中透け、茶紅の太い蛇の目が入る。
0035 Pelargonium ‘Shinokuni’ ペラルゴニウム ‘篠国’ 丸形の小葉、白覆輪、紅紫の太い蛇の目が入る。
0036 Pelargonium ‘Shippō-nishiki’ ペラルゴニウム ‘七宝錦’ 薄肉丸形の大葉、五色葉、青緑地に白の大覆輪、濃桃の蛇の目が入る。冬にほんのり赤味を帯びる(冬葉は写真a、夏葉はb)。
0037 Pelargonium ‘Shiunden’ ペラルゴニウム ‘紫雲殿’ 肉厚の小葉、赤紫地にクリーム色または赤の細覆輪、紺の太い蛇の目が入る。
0038 Pelargonium ‘Shōwa-nishiki’ ペラルゴニウム ‘昭和錦’ 中型種。二色系、綴葉、濃緑地に白の打ち込み斑。
0039 Pelargonium ‘Shūhō-nishiki’ ペラルゴニウム ‘秀峰錦’ 丸葉、白の大覆輪、鮮紅の太い蛇の目が入る。
0040 Pelargonium ‘Taisyō-nishiki’ ペラルゴニウム ‘大正錦’ 二色系、大小の葉、葉面は波打ち、凹凸の切れ葉、青緑地に白の覆輪。
0041 Pelargonium ‘Tokiwa’ ペラルゴニウム ‘常盤’ 大葉、丸形の五色葉、淡緑地にクリーム色の覆輪、鮮桃と薄茶の太い蛇の目が入る。
0042 Pelargonium ‘Yamato-nishiki’ ペラルゴニウム ‘大和錦’ 大葉、丸形の五色葉、青緑地に黄金の大覆輪、黄赤の太い蛇の目が入る。
0043 Pelargonium ‘Zuiun-nishiki’ ペラルゴニウム ‘瑞雲錦’ やや楓形の小葉、白覆輪、紫紅の太い蛇の目が入る。冬に赤く紅葉する(冬葉は写真a、夏葉はb)。